知人からもらい飼い始めたメダカ。
はじめは室内で飼っていましたが、短期間でほとんど死んでしまい外で飼うことにしたら、たくさんの卵を産みました。
そして冬を迎える時に小さい子だけ室内飼育にしたらまた死なせてしまいました。
結果、屋外のメダカだけ生き残り卵を毎日のように産んでいます。(お掃除用に飼ったレッドビーシュリンプが今も室内水槽にいます)
一つ感じたことは屋外は圧倒的に飼いやすい!
ベランダでも飼えるので室内でペットを飼えない人にもオススメです。
小学校の理科で習うし、卵の成長も肉眼で分かるので自由研究にもいいですね。
去年の写真↓幼魚も数匹写ってます。

睡蓮鉢で3cm程のメダカを5匹(楊貴妃、みゆき、白メダカ)飼っていて、現在たくさんの赤ちゃんが産まれています。
初めて飼う方向けになるべく専門用語を使わないで解説。
屋外で飼う場合の疑問点
私が屋外で飼うことを躊躇していた時の疑問点をまとめました。
- 蚊や虫はわかない?
- 水があるので蚊や虫は寄ってきます!
ただボウフラや小さな虫が水面にいるのは見たことないです。
なぜならメダカが速攻食べるから。
試しにボウフラを入れてみるとすごいスピードで食べにきます。
睡蓮鉢の横に置いている稚魚水槽にはボウフラがわいてます。
稚魚や幼魚にはボウフラは大きすぎて食べることができないからです。
- 水は汚れない?掃除が大変そう…
- バクテリアが発生して水が安定したらほとんど汚れません。
ニオイも全くありません。
去年の夏から今春まで足し水と浮いた葉等をすくうくらいでしたがキレイでした。
冬があけ、半分水換えしました。
とはいえ、水が安定とか見てもわからないので、メダカが元気で汚れなくなったら安定したんだなという感じです。
水槽立ち上げ時にはポツポツ死なせてしまいました。
- 冬や真夏は屋外で越せる?
- わが家は関東より西です。
夏はすだれで日陰を作ってあげたり、冬は氷ったりした時に少し注意は必要ですが強い子は生き残ります。4匹中3匹が冬を越しました。
冬11月頃からは一度も餌をあげず完全放置です。
- 雨が降ったら?
- 私は屋根の下で飼っているのですが、溢れてメダカが外に流れたら大変です。
雨で水が溢れないようにこのような物が販売されてます↓
水を吸って外側にポトポト落ちる仕組みのようです。
タオルとかでも代用できそう。
- 猫やカラスに狙われない?
- カラスはいつもゴミをあさりに来ますがメダカが猫やカラスに荒らされたことはないです。
用意するものと立ち上げ方
ビオトープとよばれる小さな生態系を作るやり方です。
こだわりだせば色々あるでしょうし、土の種類など情報が溢れていますがホームセンターなどで手軽に手に入るもので私が実践しているものを集めました。
水槽となるもの

水量多い方が水が安定しやすいです。木枠は冬にアクリル板(今は取り外してます)をつけて蓋にするために自作しました。
うちで使ってるのはこれです↓アマゾンで買いました。
水抜き栓とスノコがついてるのでメダカを飼わなくなっても鉢としても使え、とても軽いですし、プラスチックなのに安っぽくないので気に入ってます。マスタードなどかわいい色も。
実家で立ち上げたビオトープは物置で眠っていた古い火鉢です。
亡くなった祖母が使っていたものらしい。
容量もあるし、見た目もかなりいい感じです。
おばあちゃんとかに聞いてみると使っていない火鉢が意外とあるんじゃないかな。
赤玉土
バクテリアの住処となります。
園芸用のものがホームセンターなどで販売しています。
鉢底に赤玉土を5cm程敷きます。先にふるいにかけて細かい粉を落とした方が濁りにくいです。水道水を土が舞い上がらないように入れ、カルキ抜きを入れるか一日置いてカルキをぬく。
水草
水中に酸素を供給します。水草を鉢に植え、鉢ごと沈める。水草にはスネールとよばれる貝の卵(恐らく透明のゼリー状のもの)がついてることが多いのでよく洗ってください。コケを食べてくれますが、異常な増え方をするのでちょっと気持ち悪くなり後々大変です…
ホテイアオイという浮草。一株あれば充分。どんどん増えて水面を埋めつくすほどになります。日除けや隠れ家になるしメダカが根にたまごをくっつける産卵床にもなる。春になるとホームセンターでも一つ100円くらいで売ってます。花も咲くらしいですがまだ見たことないです。
うちではホテイアオイとミズトクサ、睡蓮を植えてます。睡蓮は今春追加したけど花は咲きませんでした。
タニシなどの貝
コケや食べ残しを食べてくれます。うちでは3匹入れてます。
ショップの方いわく、タニシより石巻貝の方が長生きするのでオススメだそう。
メダカ
入ってきた虫やエサを食べフンをし、それが水草やバクテリアの栄養となります。水が安定するまでは1〜3匹で我慢。はじめに投入したこの子たちが住みやすい環境(水)を作りあげてくれます。いきなり高級メダカはオススメしませんが、この種類を増やしたいというのがあれば同じ種類を飼った方がいいです。私は何色が産まれるか分からないのも楽しみなので種類はバラバラです。
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※メダカを入れる時は水合わせします。同じ水に見えますがメダカにとっては全然違うらしい。やり方↓
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掃除道具
・水槽用のスポイト
底の汚れ、稚魚、死骸等を吸い取れるので何かと便利。
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・100均のキッチン用アク取り
表面のゴミをすくったり、稚魚水槽の汚れをスポイトで吸い取ってアク取りで濾したりします。お風呂のゴミとり網なども使えますね。
まとめ
それぞれに役割があり、これで自分だけの小さな生態系が出来上がります。1ヶ月くらいしてから楊貴妃や幹之などの好きな種類のメダカを買い足すといいと思います。
ちゃんとエサをあげていると近づくだけで寄ってくるようになります。
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屋外で飼うことに感じた唯一のデメリットは上からしか見えないことですが、日光にてらされてキラキラ輝く水面で泳ぐ姿に癒されます。